質問51
NS−1に乗っているのですが、最近JUNのパワーアップアイドルギアというものを買いました。
その部品をつけようとしたのですが、クラッチカバーをはずそうとボルトをとってたら、冷却水が出てきたり、オイルみたいのが出てきたりして、恐ろしくなって取付を断念しました。
クラッチカバーのはずし方の注意と、この部品をつけたことのある方は注意することなど教えてください。

京介

白井さんからのアドバイス

え〜ここで説明するのは難しいです。
失礼なんですが、冷却水を抜いたり、オイルを抜くという基本中の基本を知らないのであれば、「絶対に」交換できません。
忠告しておきます。

バイク屋にいって取り付けてもらうか、そこで売っているデイトナのカタログや、本屋で売っているメンテの本でも買ってきて勉強してください。

さて、開けることが出来たとして、取り付ける場合の注意を・・・
ノーマルのアイドルギアって騒音を少なくするため、特殊なギアを使っています。
このギアは非常に馬力を食うため、これを普通のギアに交換すればレスポンスが大幅にアップするっていうシロモノです。

で、このギアはエンジンケース上にあるバランサーシャフトを駆動しているものです。
このギアとクランクのギアに合いマークがあるので、コイツが合うように組まないと、乗るに耐えない恐ろしい振動が出ます。
最悪フレーム割れる可能性も・・・

このようなシロモノですので、理解せずに組むのは危険です。
よ〜く勉強してみてから組んでください。

白井雅也 masaya@ab.mbn.or.jp
http://plaza5.mbn.or.jp/~masaya/

モガンボ両津さんからのアドバイス

僕もクラッチ交換と同時にこのギヤをつけました。
まず、一番最初に冷却水とミッションオイルを抜かなければなりません。
冷却水だったら、ウォーターポンプの下にドレンボルトがあるので、それを緩めて抜きます。
ミッションオイルのドレンボルトは、クランクケースの底部にあるので、同じようにして抜きます。
あとは、カバーをはずしてとりつけるだけです。
ただ、取り付ける際に注意していただきたいのは、必ずバランサタイミングが合っているか確認しなければなりません。
合わせ方は、プライマリドライブギヤ(クラッチアウタの右側に付いているギヤ)の合わせ印・とクランクケース側の合わせ印・、そしてバランサギヤ(今回交換したアイドルギヤの左にあるギヤ)のけがき線とクランクケース側の合わせ印・を、それぞれ合わせてはめて下さい。これでOKです。
このバランサタイミングを合わせないと、エンジンの振動が大きくなります。
最初から合っていればわざわざ再び合わせる必要はないですが。
どちらにしても、クランクケースカバーを閉める前に、必ず確認するようにして下さい。
まあ、こんなところでしょうか・・・。
もちろん、最後に新しい冷却水とミッションオイルを規定量入れて下さいね。
NS−1はたしか冷却液が0.55リットル、リザーバータンクに0.35リットル、そしてミッションオイルが0.8リットルだったと思います。
お役に立てましたでしょうか・・・。

モガンボ両津

OGUさんからのアドバイス

白井さんとモガンボ両津さんのアドバイスに補足です。
こいつだけを交換するのは大変です。
基本的にクラッチのアウターを外さなければ取り外し&取り付けは出来ません。
クラッチアウターを外すには特殊工具がいります。よって、ショップにて作業する事をお進めします。
また、当然ですがクランクケースのパッキンも必要ですのでお忘れなく。
よくするミスで、アウターケースの外側のリブに当たる事があるので、ケースを取り付ける前によく確認して下さい。
(手でゆっくり回してスムーズに回転する事)

で、インプレも一緒に。
かなり前にパワーロスを防ぐ為にバランサーを外してました。
振動は凄いです。例えるなら電気マッサージ器の先端を手で持って運転するようなモノです。
1時間も乗れば握力は完全に無くなります(笑)
馴れると快感に変りますが...。
エンジンには全然良くありませんでした...当然ですが。

OGU