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オイル添加剤について説明
BC松(へっぽこ添加剤研究家) 11/9-18:12

なんか色々と添加剤の話が出て来てるのでまとめて説明してみます。(^^;)
そもそもエンジンオイル添加剤とは、量産におけるコストの・・・・(中略)・・・・要するに、高級な材料でオイルに付加機能を加える為の物です。

1:PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)系
マイクロロンやスリック50等でおなじみと思います。「地球上で最も摩擦係数が低い物質」の触れ込みで宣伝されています。(本当はそうならないらしい)
この正体は、フッ素樹脂化合物で固いプラスティックの一種と思って下さい。
使用するとシリンダ内壁など金属表面に薄いフィルムを形成して保護します。
412℃で熱分解して、フッ化ガス(猛毒)を生成します。
2stエンジンに使用できないのは、オイルを燃焼させるので効果が出せないためです。
低負荷領域の潤滑には非常に高い効果を発揮しますが、極圧潤滑(ミッション等)での効果は疑問が残ります。また、金属粒子と結合してスラッジを作りやすい為、私はバイクには不向きであると考えます。効果の持続は2千〜3千`位です。

2:モリブデン系
古くから使われている添加剤です。主に二硫化モリブデンの形で使われます。
二硫化モリブデンの結晶の滑り摩擦で摩擦を低減します。
しかし、粒子化の悪い製品だとオイルラインのつまりの原因になってしまう事が有ります。
二硫化モリブデンをベースオイルに拡散させた商品と、有機モリブデンをオイルに溶解させた商品の2パターン有ります。
後者の方がスラッジを形成し難く、安定性も高いのですが、高価になります。
モリブデンは重金属ですので、これを添加したオイルは産業廃棄物扱いになります。
環境保護の面から自己処理は出来ませんし、ましてや2stオイルに添加(まあ、無理ですけど)して空気中にばら撒くなどはもっての外です。
そこそこの効果は有ります。持続距離は5千`弱です。

3:ポリマー(有機高分子鎖)系
これらは、オイルそのものの粘度や極圧性を改善してしまおうと言う物です。
STPを良く見かけます。(あの青い缶に入ってナフコで安売りしてます。)
成分はポリマーだけでなく、分散洗浄剤や酸化防止剤等も含まれています。
しかしオイル自体の性能が高くなった現在でどれほどの効果を付加してくれるのかは疑問が残る所です。通常4stオイルに合わせ調合しているので2stには使えません。
アメリカ人は「ポリマー入り」と書くと購買意欲をそそられるらしいです。
まあ、10W-30が10W-40になるくらいに考えとけば良いでしょう(^^;)。
効果の持続は・・・あんまり感じられないっす。(笑)

4:表面改質系添加剤
これまた色々有ります。
1)軟質金属系
微細な軟質金属粒子(鉛、銀、銅)等の合金を微粒子状にした物です。
MR5なんかが有りますね。
ピストンリングとシリンダー内壁の間で、金属粒子がすりつぶされて、細かな傷や溝に塗り込まれます。エンジンの熱を受けて密着していき、それを繰り返す事で圧縮比や表面潤滑性を上げるそうです。
使った事が無いので効果の程は分りません。(^^;)廃棄処理はモリブデン系と同様です。
2)炭化塩素化合物系
金属表面を数ミクロンの深さで侵蝕し、「柔らかい」状態にします。つまり、削れやすくします。
表面の凹凸を馴らして、摩擦係数を低くするそうです。
しかし、350℃弱で熱分解し、塩素を生成するため長時間オイル交換をしないとエンジン内を腐食する可能性があります。
厳密にはミリテックもこの系統ですが、少し違う様なので別にしました。
3)表面成長型
ミリテック、GRP等がこのタイプですが、それぞれ成長させる物質の成分に特徴があります。
ゾイルは原理的にGRPに近いですね。
ミリテックはシリンダー内壁の金属上で、金属化合物を成長させて行き、それが擦り馴らされることで親油脂性の高い表面に改質して摩擦特性を改善するそうです。
一時的にエンジンの吹けが重くなるのはその為です。
一方、GRPは共晶膜と呼ばれる非常に固い金属化合物を金属表面に結合・成長させ、金属表面を保護してやります。エンジン内に漂う金属粒子を取り込んで共晶化させるため、エンジンの材質で特性が変わるという変わった面があります。
燃焼させても有害な物質は作らない(らしい)ので、GRPは2stでも使用できます。
遅効性なのがこの系統の特徴ですが、評判が良い物が多いです。

5:炭化水素系(で良いのかな?)
金属、オイルの両方と結びつきやすい物質で、潤滑面にオイルがなじみやすくなるようにしてやり、潤滑性、油膜せん断性を向上させるみたいです。
モーターアップは多分この系統だと思います。
これも4stオイルにあわせて作ってあるので2stには使えないと思います。
フォーミュラー85もこれかな?
余談ですが、モーターアップは余り評判良くないです。どうやらトルク型のエンジンに向いた添加剤のようです。

6:セラミック系
セラミックとかチタンとかありますが、要するに細かな粒子でエンジンの凹凸を削って鏡面加工する物です。新車の慣らしならともかく、古いエンジンに使うなんて考えただけでも恐ろしい(^^;)。
メッキシリンダー何かに使ったら一発でアウトになります。使い方に気を付けましょう。

と、私が勝手に解釈している添加剤の特徴を羅列してみました。
オイル添加剤は4stが中心ですから、2st使用可能と明記していない限りは使えません。
今のところGRP位ですね。長文失礼。

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1117 失礼! 櫛田 圭 E-mail 11/9-23:20
 2stに使えるのには(エンジンオイル)スーパーゾイルなどもあります。

 オイル添加剤について鬼のように知りたいのであればオートプロジェクト京都のホームページへ行きましょう。
 1時間ぐらいでは読み切れないほどの情報が詰まっています。 
 添加剤の説明なんかは分子構造まで説明してあって、チョット大学理系で、科学専攻してる人じゃないと分からないかも・・

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1118 こんなのは? 白井雅也 E-mail URL 11/9-23:25
記事番号1112へのコメント
>なんか色々と添加剤の話が出て来てるのでまとめて説明してみます。(^^;)
>そもそもエンジンオイル添加剤とは、量産におけるコストの・・・・(中略)・・
>・・要するに、高級な材料でオイルに付加機能を加える為の物です。

(以下略)

アタックX1ってどの系統になるんすかね?
そして効果ってどんなモンなんでしょうかね?
(密かにいいんぢゃないかって気にはなっている

あとグリスなんかにテフロンの粉を練りこんで使うってのは少し気にはなっている。
確かに便利かもしれない。

商品名は忘れたけど、非ニュートン系オイルってどういうのだろ?
普通オイルの中で金属棒を回転させたら遠心力でブツからオイルが剥がれようとするけど、コイツは反対に食らい付いていくそうだが・・・
ぶっちゃけた話、カムなどの回転するブツに張り付くように潤滑するらしい。

エステルってそれ自体を入手出来るんかな?
なんでもめっちゃ高いそうだけど・・・

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1123 Re:こんなのは? BC松 11/10-00:26
記事番号1118へのコメント
>アタックX1ってどの系統になるんすかね?
>そして効果ってどんなモンなんでしょうかね?
>(密かにいいんぢゃないかって気にはなっている

記憶違いでなければミリテックと同じ系統だったと思います。
あのへんは色んな成分が混ざっているので分類も厳密には出来ないっす。(^^;)
ミリテックはめちゃ効果ありました。今のとこお勧めの一品です。

>あとグリスなんかにテフロンの粉を練りこんで使うってのは少し
>気にはなっている。確かに便利かもしれない。

基本的に面接触の低負荷域なら問題無いです。ベアリングとか良いかもしれませんね。

>商品名は忘れたけど、非ニュートン系オイルってどういうのだろ?
何だか効果ありそうな感じですよね。
低粘度の弾性体なのかな?一種の高分子ポリマーだと思いますけど、詳しいことは良く解りません(^^;)

>エステルってそれ自体を入手出来るんかな?なんでもめっちゃ高いそうだけど・・・

種類にもよります。果実フレーバーなんかそこら辺で売ってますし(^^;)。

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1121 re:よし、ここは一つ・・・ METALMAX E-mail 11/9-23:46
記事番号1112へのコメント
富樫:「耗多炉鋳を、使うのじゃぁ!」
塾生の一人:「ををっ、耗多炉鋳か!あの伝説の秘術、耗多炉鋳しかない!」

ー耗多炉鋳(モーターロイ)とはー
<ここで原作のままにウンチクしようとすると長くなりそうなので、中略♪>

                     民明書房刊
                     (しかしココだけは入れたりして(笑)

まぁ、ジョークはこの辺にして、
なかなか面白いモノだと思いますよ、モーターロイって。
錫を主成分とした固体をタンク内に投入、走行中に振動や固体自体の移動によって摩滅、微粒子となって燃焼室内で活性化して、メッキ効果や補修効果を伴い、効果は半永久的に持続・・・
ただ、長期間乗る事が必要条件だとされてますので実感できる効果は殆どありません。
自分はエンジンのお守りとして入れてます。
他のページのインプレでも、この添加材については悪い評価は聞かないし・・・という事でちょっと気に入ってたりして。

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1128 re:モータロイ BC松 11/10-21:22
記事番号1121へのコメント
>錫を主成分とした固体をタンク内に投入、

錫が主成分・・・って、ハンダと同じモノだったりして(^^;)
多分、錫と鉛と銅or銀の合金ってとこかな?系統的にはMR5と同じっすね。
唯、ガソリンタンクに入れると言うのが気になります。燃やして大丈夫なのかな?

あ、そうだ、こういう金属の微粒子を使う添加剤(モリブデンもそうですね)とPTFE系の添加剤は絶対に併用してはいけません。とんでもない事になりかねませんよ。
4st派の皆さんは憶えておきましょう。

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    METALMAX E-mail 8/6
スーパーゾイルも2スト用が出ている事は、知っている方も多い事かと思いますが、4ストをお好みの2ストオイルに混合する事もできます。
まぁその辺はインプレでも書かれていますが確認の面倒をなくす為に明記しますと「オイルに対して4ストゾイルを2.5%で50度にて混合、よくかき混ぜる」これだけで廉価な2スト用ゾイルが好みのオイルで作れてしまいます。

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    METALMAX E-mail 8/29
モーターロイなんですけど、後に自分のHPの掲示板にて
焼きつきが報告されました・・・なんでもRGV’γで焼きついたピストンをチェックしたら
クロスハッチまで埋まってしまったとの事です。

ただ、クロスハッチなんて磨耗によってどんどん削れていくものだし、
真相はわかりません。・・・本当のところはどうなんだろうか。

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    時計仕掛けのオレンジ  
「非ニュートン系のオイル」と有りますが
「Be−Up」のことではないでしょうか?
あと 添加タイプ(オイルチューニング らしいが)も
有ります

使った事あるが(車) 個人的には値段の割に
イイとは思いません(高いです もう少し安くしてー)
いま 気に入ってるのは 「ミリテック1」です
車の ミッションの入りも良くなりました
(天と地の差です)